がんばりなさいね

今日は夫の誕生日。

でも今夜私はいないので、昨日お祝いしようと、お寿司を買って用意しました。

でもこれって、めちゃ手抜きじゃ~ん?(←子供たちの弁)

いいのよ、お父さんの好物なんだから。
お父さんも喜ぶ、お母さんもらくちん、一石二鳥!

夕方ふらふらと近くのおすし屋さんに買いに行きました。

レジには息子くらいの男の子が立っています。

なかなかレジが上手く打てません。
後ろの厨房からおじさんが指示を出してますが、とうとう出てきました。

「すみませんねえ~」とおじさん。
男の子も
「すんません、すんません・・・」と繰り返します。

「いいよ、急がないから。
新人さん?」と聞きましたら、照れくさそうに、はい、と言います。

おもわず、
「がんばりなさいね」と声をかけてしまいました。

なんでだろう?
胸が熱くなってしまいました。

息子もどこかでこうやって声をかけてもらってるのだろうか。

高校に馴染めずやめてしまってから2年が経ちます。

自分の息子には厳しい気持ちが先に立ち、
素直に声をかけることが出来ません。

私の息子も、知らない土地に来て、新しい高校に入っても
声をかけてくれる大人がいたのなら、もしかして、、、、

そう思うと、ついつい、同じくらいの男の子にいつも
「がんばりなさいね」と声をかけてしまいます。

そのコトバが、こだまの様に巡り巡って息子にとどけばいいなあ、と思いながら。


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Posted by しかない行政書士事務所 at 10:05│Comments(2)家族
この記事へのコメント
しかないさん! おはようございます。

息子さんへの気持ち、胸にぐぐっときました。

『お母さんは、よその子どもには、とっても優しいけど、僕にはいつも厳しいね・・・』

息子から言われたことがあります。

『あなたのことを大切に思うから厳しいことを言うのよ。』

ほんとは、できることなら、ずっとずっと私が守り続けたい。
でも、そうすることは、息子にとって、ほんとの幸せでない。

母もいろいろな心の葛藤の中で、日々過ごしていますよね。

先ほども、体調不良の息子を学校近くまで車で送った帰り、いろいろ考えました。
もっと、優しくすればいいのか、厳しくすればいいのか・・・
なんと声をかけてやれば、心が元気になるのか・・・

これからの長い人生、たくさんの人との出会いの中で、顔晴っていける息子になってほしいですね。
Posted by (株)クオリティライフ よこえ at 2010年05月21日 08:49
よこえさん、こんにちは。

コメントありがとうございます!

息子さんを送って行かれたのですね?
私もよくそういうことありました。

子供のことは、他のことと違って冷静ではいられなくなりますね。
そんなとき私は「試されているのだな」と思うようにしています。
人生トータルでみると、きっと苦労の量は一緒なんです。嵐の夜もあれば、穏やかに晴れた日もありますね。後悔もありますが、でも、そのときに戻ってもきっと同じことをしてしまうのだと思います。
きっと横江さんがいましていることは、今できる精一杯のことなのだと思いますよ。
すみません、なんだか説教がましくなりましたね。(笑)
これ、そっくり自分に言っているのですが。(笑)
Posted by しかない行政書士事務所しかない行政書士事務所 at 2010年05月21日 11:26
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