ほんとに本気ですか?
2012年02月04日
私は成年後見人を務める業務もしているのですが、
この「後見業務」、成年後見人を受任しない場合は
どのように進めていくのか、と、よく聞かれます。
滋賀県会にあっては、業務受任者がまだ乏しく
福岡でこの業務を行っていた私が数少ない「経験者」となるせいでしょう。
しかし、この質問にはいつも違和感を覚えるのです。
私も気が付けばこの業務に関わって8年になろうとしています。
その間に受けた研修・セミナーの類は膨大な時間に上ります。
関わった人たちも、ネットワークもそれなりに構築されてきました。
その中で得た”知識~法的な”は、もちろん必要不可欠。
しかしこういった知識を得て、それをどう使うかがわからない、と言ったところなのでしょう。
行政書士にはできない仕事があります。
それは裁判所に提出する書類の作成と、代理人。
それが出来ずして、どうやってこの後見業務を行うのか?
という質問になります。
これはきわめて「指示待ち君」な姿勢です。
困っている人に対して、
これが自分の親だったら、子どもだったら…
当事者であれば、何を望むか、想像すればよいのです。
大前提は「権利擁護」
キーワードは、その相談者によって異なります。(私の場合ですが)
キーワードにより、動く形がイメージできます。
だから概論として、具体的に「こうしたら?」というのがとても難しい。
イメージに、自分が今まで得た知識とスキルを加えれば
サポートの内容が、頭に次から次へと浮かんでくるものです。
…というと、今度は
「そこまでしなくてはならないのですか?」
という答えが返ってくる。(…絶句)
いえ、別にしなくても良いのですよ。
貴方が本気でないのならば。
失敗は許されない、と思うのかもしれません。
致命的な失敗はもちろんいけませんが、
自分が恥をかいたり、冷や汗をかいたり、夜も眠れなかったり、
そんな体験を恐れていたのでは、決して先には進まない。
こんなやり取りを繰り返すうちに、
本当にこの人たちには覚悟があるのか、と
少々辟易します。
(今日は少し辛口に書きました)
この「後見業務」、成年後見人を受任しない場合は
どのように進めていくのか、と、よく聞かれます。
滋賀県会にあっては、業務受任者がまだ乏しく
福岡でこの業務を行っていた私が数少ない「経験者」となるせいでしょう。
しかし、この質問にはいつも違和感を覚えるのです。
私も気が付けばこの業務に関わって8年になろうとしています。
その間に受けた研修・セミナーの類は膨大な時間に上ります。
関わった人たちも、ネットワークもそれなりに構築されてきました。
その中で得た”知識~法的な”は、もちろん必要不可欠。
しかしこういった知識を得て、それをどう使うかがわからない、と言ったところなのでしょう。
行政書士にはできない仕事があります。
それは裁判所に提出する書類の作成と、代理人。
それが出来ずして、どうやってこの後見業務を行うのか?
という質問になります。
これはきわめて「指示待ち君」な姿勢です。
困っている人に対して、
これが自分の親だったら、子どもだったら…
当事者であれば、何を望むか、想像すればよいのです。
大前提は「権利擁護」
キーワードは、その相談者によって異なります。(私の場合ですが)
キーワードにより、動く形がイメージできます。
だから概論として、具体的に「こうしたら?」というのがとても難しい。
イメージに、自分が今まで得た知識とスキルを加えれば
サポートの内容が、頭に次から次へと浮かんでくるものです。
…というと、今度は
「そこまでしなくてはならないのですか?」
という答えが返ってくる。(…絶句)
いえ、別にしなくても良いのですよ。
貴方が本気でないのならば。
失敗は許されない、と思うのかもしれません。
致命的な失敗はもちろんいけませんが、
自分が恥をかいたり、冷や汗をかいたり、夜も眠れなかったり、
そんな体験を恐れていたのでは、決して先には進まない。
こんなやり取りを繰り返すうちに、
本当にこの人たちには覚悟があるのか、と
少々辟易します。
(今日は少し辛口に書きました)
Posted by しかない行政書士事務所 at 23:04│Comments(0)
│成年後見制度