ラストの相談者さま
2010年10月08日
(いつも書いていますが)私は福岡県行政書士会から滋賀県行政書士会に移籍して、2年です。
福岡を離れるときは、引継ぎの必要な相談者さまは他の行政書士の方にお願いしてこちらに来ましたが、最後に1件だけ引き続きご相談にのっている方が残っていました。
当時寝たきり状態のお母様に後見人をつける、というご相談でした。
あとに遺産分割協議が控えていましたので、利益相反にならないように長男のお嫁さんを後見人にしては?とアドバイスしました。
ずっとご両親と同居されて、高齢のご両親のお世話はそのお嫁さんがみておられました。
私が福岡から滋賀に来るとき、継続のご相談は他の人を紹介するから、と言ったのですが
有難いことに「しかないさんがいいから」と言ってくださって、今に至っていました。
そのお母様がとうとう亡くなり、お嫁さんの後見業務も終了することに。
ご本人が亡くなったら、速やかに裁判所に連絡し、後見終了の報告書を提出します。
そしてその後は相続の手続が待っています。
遠方でもありますし、今度こそどなたか紹介する、と言ったのですが
「ずっと、鹿内さんに相談しとったけん、またお願いできますか?おばあちゃんの財産のことも、鹿内さんが一番よくわかってますし、皆信頼してますから」
と言ってくださいました。
こんな風に言っていただけるのが、仕事をしていて一番嬉しい瞬間です。
3年間のお付き合いでしたが、N子さん、本当によく尽くされましたね。
知的障害をお持ちのお子さんのお世話をされながら、その合間をぬってお義母様の病院へ行き
でも愚痴もこぼさず、いつも笑顔で素朴なN子さんでした。
きっとお義母さまも満足して逝かれたと思いますよ。
N子さんも、お義母様も、長い間
本当にご苦労様でした。
福岡を離れるときは、引継ぎの必要な相談者さまは他の行政書士の方にお願いしてこちらに来ましたが、最後に1件だけ引き続きご相談にのっている方が残っていました。
当時寝たきり状態のお母様に後見人をつける、というご相談でした。
あとに遺産分割協議が控えていましたので、利益相反にならないように長男のお嫁さんを後見人にしては?とアドバイスしました。
ずっとご両親と同居されて、高齢のご両親のお世話はそのお嫁さんがみておられました。
私が福岡から滋賀に来るとき、継続のご相談は他の人を紹介するから、と言ったのですが
有難いことに「しかないさんがいいから」と言ってくださって、今に至っていました。
そのお母様がとうとう亡くなり、お嫁さんの後見業務も終了することに。
ご本人が亡くなったら、速やかに裁判所に連絡し、後見終了の報告書を提出します。
そしてその後は相続の手続が待っています。
遠方でもありますし、今度こそどなたか紹介する、と言ったのですが
「ずっと、鹿内さんに相談しとったけん、またお願いできますか?おばあちゃんの財産のことも、鹿内さんが一番よくわかってますし、皆信頼してますから」
と言ってくださいました。
こんな風に言っていただけるのが、仕事をしていて一番嬉しい瞬間です。
3年間のお付き合いでしたが、N子さん、本当によく尽くされましたね。
知的障害をお持ちのお子さんのお世話をされながら、その合間をぬってお義母様の病院へ行き
でも愚痴もこぼさず、いつも笑顔で素朴なN子さんでした。
きっとお義母さまも満足して逝かれたと思いますよ。
N子さんも、お義母様も、長い間
本当にご苦労様でした。
Posted by しかない行政書士事務所 at 18:28│Comments(0)
│成年後見制度