必要とされるかぎり

3ヶ月目に入った案件です。

次々に難題が襲い掛かり、なかなか先に進みません。

3歩進んで2歩下がる・・・
(とりあえず前進はしています)

3ヶ月くらいのことは、特に長引いているとはいえませんが、その困難度は今まで経験した中で最大級かもしれません。

成年後見の仕事は、困っている人だらけなのに、時として委任者もはっきり定まらない場合があります。

とにかくキーパーソンを探し出す。
絡まった糸を解くように、人間関係を辿っていく。
利害が絡むときは用心深く・・・
紛争に発展しないように気をつけます。
私が気を遣うのは「弁護士法72条」
紛争性のある案件は私たち行政書士は扱えません。

時間もかかり、骨も折れます。
正直、時には投げ出したくなることも。

でも、ここに私を必要としている人がいる、と思うのです。
それを本人がたとえ分かっていないとしても。

私の大好きな言葉
「常にそして最後まで」を思い出します。

福岡時代に、困難事例にはそうとう鍛えられたのが、今となって助かっていますね。

ほとんど弱音や愚痴は吐きません。
マイナスの言葉は結局自分を巻き込んでしまいますから。

でも、弱音を吐かない!と強がるよりも、このごろは
「この案件の行方やいかに?」と
推理小説の結果を期待しながら読み進んでいくような面白さがあります。
「楽しむ」心がないと、どんな仕事も苦痛になってしまいますね。




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Posted by しかない行政書士事務所 at 17:11│Comments(0)成年後見制度
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