自分の老後は自分で決める
2010年04月18日
私は信心がないので分からないのですが、西欧の社会が契約社会なのはキリスト教によるところが大きいのだそうです。
日本人は物事をなかなか合理的に割り切れない体質(?)なのでしょう。
先日遺言についても書きましたが、自分の財産につき書面で残しておく、というのは馴染みが薄いかもしれませんね。
「良きに計らって欲しい」
というところでしょうか。
しかし人生いつ何時なにが起こるかわかりません。
元気なうちに「契約」で自分の老後の方針を決めておく。
こういう制度があります。
元気なうちはもちろん普通に暮らせますね。
もし体が不自由になったら、、、たとえば、加齢に伴う足腰の衰え、、、などもそうですが
そのときは簡単な財産管理をお願いする。
足腰の自由がきかなくて銀行に行けなくなる事もあるからです。
そして万が一認知症になってしまったら、後見人を立ててもらう。
認知症でなくても、もしも脳疾患で判断能力が十分でなくなったりしたら
契約行為は出来なくなるからです。
たとえ自分が「したい」と思っても、施設や金融機関は
「判断能力のある人」としか契約は結んでくれません。
亡くなった後のことも予めお願いしておくことが出来ます。
この一連の契約を
「任意後見契約」といい、公正証書で作成します。
その契約の相手方、つまり、任意後見人は誰でもなることができます。
信頼できる人を見つけたら、その人に率直にお願いしてみましょう。
契約ですから、報酬を払うことも出来ます。
それにより、気兼ねなくお願いすることもできるでしょう。
業務の中で、過去において(現在も)
この契約を結んでいたなら・・・と思うケースがあります。
日本も昔のように
「良きに計らえ」が通用しないシステムになりつつあります。
「契約」で自分の老後を自分で決定する、
そんな制度があることも覚えておいてくださいね。
日本人は物事をなかなか合理的に割り切れない体質(?)なのでしょう。
先日遺言についても書きましたが、自分の財産につき書面で残しておく、というのは馴染みが薄いかもしれませんね。
「良きに計らって欲しい」
というところでしょうか。
しかし人生いつ何時なにが起こるかわかりません。
元気なうちに「契約」で自分の老後の方針を決めておく。
こういう制度があります。
元気なうちはもちろん普通に暮らせますね。
もし体が不自由になったら、、、たとえば、加齢に伴う足腰の衰え、、、などもそうですが
そのときは簡単な財産管理をお願いする。
足腰の自由がきかなくて銀行に行けなくなる事もあるからです。
そして万が一認知症になってしまったら、後見人を立ててもらう。
認知症でなくても、もしも脳疾患で判断能力が十分でなくなったりしたら
契約行為は出来なくなるからです。
たとえ自分が「したい」と思っても、施設や金融機関は
「判断能力のある人」としか契約は結んでくれません。
亡くなった後のことも予めお願いしておくことが出来ます。
この一連の契約を
「任意後見契約」といい、公正証書で作成します。
その契約の相手方、つまり、任意後見人は誰でもなることができます。
信頼できる人を見つけたら、その人に率直にお願いしてみましょう。
契約ですから、報酬を払うことも出来ます。
それにより、気兼ねなくお願いすることもできるでしょう。
業務の中で、過去において(現在も)
この契約を結んでいたなら・・・と思うケースがあります。
日本も昔のように
「良きに計らえ」が通用しないシステムになりつつあります。
「契約」で自分の老後を自分で決定する、
そんな制度があることも覚えておいてくださいね。
Posted by しかない行政書士事務所 at 22:06│Comments(0)
│成年後見制度