商店街活性化検討委員会

今日はこれから草津駅前商店街活性化検討委員会にオブザーバーとして出席です。
私もついに永住の地を得て(ちょっとおおげさ?)、この滋賀県に骨を埋めることになりましたので、地域のためになにか自分がお役にたてるなら、
ほんとに嬉しい、楽しい。


しかしアイディアの乏しい私は、皆さんが次々に出される案に、ひたすら感心して頷いているだけ・・・
いつも美味しいコーヒーだけ戴いて、う~~ん、ほとんどお役に立っていない。


私の子育ては、埼玉県の所沢市(西部球場のある)で始まったのですが、
新所沢駅前商店街にはずいぶんお世話になりました。


ひとつ。階段がないからベビーカーが押しやすい。

ふたつ。お魚と野菜が新鮮。

みっつ。狭いレジに並ばず、店先で商品の受け渡しができるので、
     子供がぐずつかない。

よっつ。必要なものだけさっさと買える。

いつつ。お店のおばさんとかよく子供に声をかけてくれて、
    時々お土産をくれた。face02

むっつ。お天気の日は風に当たりながら買い物でき、お散歩も兼ねることができ
     た。 (子供も喜ぶ)

そしてなにより、地域に暮らしている、という実感がありましたね。

大型店を否定しないし、自分もよく使うから、それはそれでもちろん必要なものですが、
商店街が衰退していくのは淋しい。

共存共栄の手段はないのでしょうか。

そういえば、今日ニュースで、神戸の長田町商店街に大きな「鉄人28号」(実物大!?)ができ、三国志のなりきり隊も結成してパレードを行うとか。

全国から人が見に来るそうです。

すごいアイディアだなーー。町の復興にかける人たちの本気度が違うわ~、と感心しました。

先日の知的資産経営セミナーで、地域資源を生かして経営の向上をはかる「地域の取り組み」(一企業ではなく)を紹介していたので、ちょっと今日意見をだしてみようかな、と思っています。

アイディアって、机に向かってう~~んと絞って出るものではなくて、あるときふっと、涌くんですよね。



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Posted by しかない行政書士事務所 at 12:23│Comments(6)起業・経営
この記事へのコメント
ゆるキャラとか鉄人とか何とか隊で、人は集まるとは思いますが、それは観光客みたいなもんで、商店街で買い物する人達では無いと思うんです。
観光客は、観光用品店しか寄りませんから、地元の生活用品を売る店には利益が無い。
隣の岐阜県で、柳ヶ瀬のキャラを生んで人気が出たのは良いが、キャラに寄り付くヲタクしか集まらず、地元の商店街が潤う事が無い為に、商店主からは、集団でうろつくヲタクが商売の邪魔だと苦情が出てるそうで。
生活用商店街に、人寄せの見世物キャラを設定した計画ミスが、商店街の軋轢を生んでしまった症例でしょう。
Posted by 難しいですね〜 at 2009年09月25日 12:39
貴重なご意見ありがとうございます。
そうですね、確かに震災後の長田町の復興にかける思いは、また他とは違ったものかもしれませんね。
他の地域の安易な真似事では上手くいかないものでしょう。「人寄せ」すなわち「地元の活性化」とはならないわけですね。
その商店街の強みがなにか探し出してそこにスポットを当てたいとおもいますが、それがなかなか難しい・・・
Posted by しかない行政書士事務所しかない行政書士事務所 at 2009年09月25日 12:56
そうしたヲタクを呼び寄せた結果、ヲタクはキャラこそが正義と勘違いしてる為に、商店主達の苦情に対して「やななは頑張ってる 欲しい物を売って無い商店側が悪い!」と、本末転倒な逆ギレをしてます。
確かに、欲しい物が無ければ、その商店にはお客が寄りませんから、理屈はそうかもしれませんが・・・。
要は、自分達の商店街は、生活用なのか、観光用なのかをはっきり意識して、用途に合わせた品揃えと、呼び込みや接客の対策が必要でしょう。
長浜なんかは、観光用として面で商品を売る戦略で、観光エリア全体に観光客が流れる様にしてますね。
Posted by 因みに at 2009年09月25日 13:00
続きを書いてた途中でご意見を頂いてて、気付かずにすいません。
観光用商店街で、地元の住民に対する生活用品を売ってても、住民が居無ければ売れませんよね。
逆に、地元住民用の生活商店街に、見世物で見物客を呼び寄せても、生活用品は売れません。
例えば、過去に栄えた商店街で、その当時と今で何が違うか?。
かつて栄光の紡績繊維業が盛んだった頃に、会社の寮に住む若い人達で栄えた生活用商店街は、紡績繊維業の衰退と共に、商店街も衰退したり。
長浜や彦根なんかがそうで、何とか観光都市に転換をしようと図ってますよね。
Posted by あ、すいません。 at 2009年09月25日 13:13
私も全国に出かけたときに、その土地の繁華街や商店街を覗くようにしていますが、
滋賀県は本当に寂しい気がします。
大型店舗の進出を恨んでも始まらないのですから、
自分達で出来ることを一つずつやるしかないと思います。

大手は、地域をマーケットと捉えていますが、
我々はそこに暮らし、消費しています。
もって言うなら生活をし、文化や教育を守っています。
そういう自負心が掛けて、他人の責任にしていいても
何も解決しないでしょうね

これからも地域活性をよろしくお願いします!
Posted by 永田@滋賀作永田@滋賀作 at 2009年09月25日 16:01
お二人とも、大変有意義なご意見をどうも有難うございました。
生活と観光の線引き。
文化や教育を守ること。
ほんとうに仰るとおりです。
町も商店街も進化していて、従前の価値観ではなかなか上手くいかないものでしょう。
モノを売るだけ、の商店街では生き残れないのかもしれません。今日も、活性化の本当の根源は言葉の掛け合いかもしれない、という意見がありました。
精神論になってしまうかもしれませんが、商店街は有機物である、という捉え方がいいのかも、と思います。抽象的ですが、この有機物をどう反応させてひとつの体に仕上げていくか。面白いですね。まだ力不足でうまい分析ができないのですが。
Posted by しかない行政書士事務所しかない行政書士事務所 at 2009年09月25日 21:13
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