亡き人に・・・

今日は、少し夏ばて気味の疲れた体で大阪までセミナーに行ってきました。

3時間のセミナーは弱った体には応えました・・・
でもどうしても聞きたい、知財に関するセミナーだったので、がんばった!

セミナーが終わり、よろよろと帰っていると、途中のお寺の看板に目が止まりました。

そこには

「亡き人に 迷うなと 拝まれる私」

と筆字で大きく書かれていました。

それをみて自分でもびっくりする位、はっとしました。


悩むな、悲しむな、怒るな、ではきっと通り過ぎてしまったと思います。

「迷うな」

なんだか奥が深い・・・
迷う、には色々なものが含まれているような気がします。

人である以上、迷いはつきものなのでしょうね。
道を見失いそうになったり、良くない道に入りそうになったり。
煩悩、とでもいうものでしょうか。

それを亡き人が見守っている、というところでしょうか。


帰りの電車で、昨年亡くなった母のことをずっと考えていました。

私の母は大変忍耐強く、芯の通った人でしたが、晩年は


「私が死んだら、あなた達を守ってあげる」


と、よく私たち姉妹に言っていました。


その言葉が、ずっと私の周りにまとわりついて、生きていたとき以上に身近に母を感じます。
亡くなってから、あの気丈な母にも、私にも言えない色々な思いがあったのだろうな、と想像したものです。


母が亡くなって1年半。
これは、私が滋賀に転居してきた時間と同じです。

生活が激変する娘を思って、私が悲しんでいるヒマのないように、引越しの忙しいさなかに急いで逝ってしまったような気もします。


亡き人に迷うなと諭される。


信心深い人ならもっと上手く説明できるのでしょうが、
信心のない私には、母を思い出して、母のように毅然として生きていかなくては、と思うのが精一杯です。



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Posted by しかない行政書士事務所 at 21:14│Comments(0)雑感
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