別れの3月
2011年03月27日
3月は引越しのシーズンです。
別れの季節でもあります。
私も過去7回引越ししましたので、7回の別れを経験しています。
一番辛かったのは、結婚のときの父母との別れ。
晴れ渡った、厳寒の2月でした。
千歳に向かう列車の窓から、小さくなっていく両親の姿をみていたのが
二人とも亡くなった今でも切ない映像として残っています。
その次に辛かったのが、3度目の所沢での別れ。
上の息子は所沢で生まれ、そこで3年子育てをしました。
夫の赴任に伴い、京都府の木津町(今の木津川市)に引越しが決まったときは
私は悲しくて悲しくてたまりませんでした。
あともう一週間で引越し、という日
みんなで送別会を開いてくれることに。
それも私が大好きだった富士山の見える公園でしよう、となって
みんな来てくれました。
いつものとおり、並木のアーチを自転車で抜けていきます。
息子は帰り道は必ず寝てしまうので、枕をいつも自転車に積んでいくのです。
お弁当を持ち寄り、その日はゆっくりと長い時間遊ばせました。
シートを広げ、遠足のようにみんなでわいわい言いながら食べた最後のお昼です。
引越しの日は、夫の職場の人やらお友達やらが新幹線のホームまで来てくれて
抱き合ってオイオイ泣きながらのお別れでした。
その中の一人が新幹線の窓に口紅で
BYE!
と書いたのですが、あれはどうなったんだろう?
2時間半ずっと泣いていたので、そのときは気にする余裕もなかったのですが
あとから考えて駅員さん驚いただろうな、なんて可笑しくもあり・・・
3月も終わりに近づくと、
色々な別れを思い出します。
Posted by しかない行政書士事務所 at 22:12│Comments(2)
│日々の暮らし
この記事へのコメント
わたしも、父の転勤、主人の転勤で、子供のころか
ら考えたら、計7回しています。
その別れのひとつ、ひとつを思い出しました
この年になって、やっと、故郷に根がはれそうです
魂がやっと落ち着きそうです。
しかないさんは、まだまだですね。頑張って、活躍
してください
ら考えたら、計7回しています。
その別れのひとつ、ひとつを思い出しました
この年になって、やっと、故郷に根がはれそうです
魂がやっと落ち着きそうです。
しかないさんは、まだまだですね。頑張って、活躍
してください
Posted by ねこ at 2011年03月31日 11:44
ねこさん、こんばんは。
たかが引越し、されど引越しですね。
いつもいつも旅行者の気持ちで暮らしてきたような気がしますが、そんな気持ちはまだ当分続くのでしょうね。私も「魂が落ち着く」といえる日がくるのでしょうか。
たかが引越し、されど引越しですね。
いつもいつも旅行者の気持ちで暮らしてきたような気がしますが、そんな気持ちはまだ当分続くのでしょうね。私も「魂が落ち着く」といえる日がくるのでしょうか。
Posted by しかない行政書士事務所 at 2011年03月31日 23:58