みんな同じ命

最後の種牛も処分され、宮崎での口蹄疫も収束に向かう、とのことですね。

飼い主の方の涙ながらの記者会見、本当にお気の毒で見るに忍びないものがありました。

収束に向かったとはいえ、
家畜の処分される声がつらい、
宮崎の酪農はこれからどうなるのか、
といった相談が今なお窓口に寄せられているそうです。

無数の家畜が処分される映像を見ていると
本当に胸が詰まりますが、

しかし考えてみるとみないずれは私たちの食卓に並ぶ運命だった家畜たち。

可愛そう、、、というのに多少の矛盾もあります。

食卓に並ぶ牛も、農家で大切に可愛がられている牛も、同じ命。


当たり前に何の苦労もなくスーパーで手に入る食べ物なので
生きている以前の姿が想像できないのです。

私たちは他の命を戴かなければ生きていけない、
ということを普段忘れてしまっているのですね。

私も子供の頃は好き嫌いが多く、母に叱られたものですが、
同じことを私の子ども達にも言っています。

母親になって自分も命を送り出す立場になってみると
食べ物を残すことに強い抵抗があります。

お魚1匹にしても、
お箸でつつかれて、「お魚きらい!」と言ってお皿の上に放置されなければ
今でも元気に海で泳いでいたかもしれない命です。

食べ物を食することができるのは、決して当たり前のことではないのですね。

口蹄疫の騒動で、色々思いをめぐらせてしまいました。




タグ :口蹄疫

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Posted by しかない行政書士事務所 at 11:00│Comments(0)日々の暮らし
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