コミュニケーションスキル

2010年07月03日
今日以前からご紹介いただいていたご相談者様から電話がありました。

遺言を作成したいとのご相談です。

お話を伺ってみると、
お子さんはなく、ごきょうだいは複数。

中には亡くなった方もいらっしゃいますので、相続人は結構な数に上ってしまいます。

最初からある程度調べられているご様子で、

「きょうだい仲が良いし、お金がかからないので自筆証書遺言で作成したい」とのこと。

しかし身体的な問題もあり、事情を伺ってみると、公正証書遺言を強くお勧めしたいケースです。

ところが
「自筆も公正証書も効力は変わらない、と本に書いてあったので」とのこと。

たしかに手続をきちっと踏めばそれはそうなのですが・・・

こんなとき、仕事をする上での「コミュニケーションのスキル」の必要性を痛感します。

特にご高齢の方の場合、一度思い込むとなかなか軌道修正ができません。

とりあえず「もう一度良く考えてみる」と電話を終えましたが

普段の案件一つ一つに新しい気づきがあるものです。



タグ ：遺言公正証書

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Posted by しかない行政書士事務所 at 11:00│Comments(2) │相続・遺言
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この記事へのコメント
ありがとうございます。
自筆遺言は、いろいろトラブルを聞くので、やっぱり公正証書遺言が安心ですね。
また、いろいろ教えて下さい。
Posted by 能登@事業提携ファイナンシャルプランナー at 2010年07月03日 17:45
能登さん、こんにちは。

コメントありがとうございます！
せっかく遺言を作成するのに、トラブルの種を蒔くようなことがあってはならないですね。
しっかりお話を聞くことが、良い仕事をさせて頂く第一歩と思うのですが、能登さんのお仕事もきっとそうでしょうね。
Posted by しかない行政書士事務所しかない行政書士事務所 at 2010年07月03日 22:11
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