グランプリファイナル
2009年12月05日
ここのところ週末つぶれることが多かったので、今夜は夕食後に何もしないと決め込んでグランプリファイナルをじっくり、というかゴロゴロしながら観ました。
浅田真央ちゃんが出ないのは残念だったけれど
安藤美姫も頑張ってるし、キムヨナもちょっと調子下り気味とはいえやっぱりすごい!
うわ~ とか
はぁ~とか
言いながら久々ゆっくりのTVタイム。
でも個人的には4年前のオリンピックの荒川静香を超える演技がないような気がするんですよね。
あの時の曲は
プッチーニのオペラ「トゥーラントッド」の中の
「誰も寝てはならぬ」というテノールのアリアです。
氷のように冷酷で美しい中国のお姫様「トゥーラントッド」。
多くの求愛者に対して3つの謎を出し、それに答えられない者は殺してしまうのですが
その謎を解いたひとりの王子様にもまだ心を開かない。
それで王子様は「自分の名前が解けなかったときは、求愛を受け入れるように」と条件を出します。
お姫様は国民に対して「王子の名前が解けるまで誰も寝てはならぬ」というおふれを出し、解けなければ国民を皆殺しにする、というめちゃくちゃなことを言います。
こんなめっちゃ性格の悪い姫を、そうまでして結婚したいという王子様の気持ちも分からないのですが
それが美しい衣装と音楽で観ると、おとぎの世界に入り込んでしまうんですね。
フィナーレは
「私は勝つ」と王子様が歌っている場面で、まさに荒川静香の結果とぴったりで、感動しましたねー。
ちなみに王子様の名前は「愛」。
その名を姫の前で告げると、姫の氷のような心も解けて二人は結ばれる。
めでたし、めでたし・・・というお話です。
今日の各選手の演技も、演技ももちろん楽しいけれど
使っている曲もまた楽しみですね。
私としては今日は
ウエストサイドストーリーの鈴木明子の演技が一番好きでした
Posted by しかない行政書士事務所 at 11:30│Comments(0)
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